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教育・育児・生き方

1961年のパリだより

  • 著者片瀬 貴文
  • 定価1,800円+税
  • 初版2019年6月
  • ISBN978-4-904678-89-3
  • ページ346ページ
  • 版型A5判

内容紹介

若き国鉄(現在のJR)マン、一年間の単身留学。
日本の外の飛び出して、見たもの、考えたこと、家族への思い。
現代史の一断面がここにある。


元国鉄、新幹線の開発技術者として全国の新幹線を手がけた著者の、若き日の単身パリ留学の記録です。
本書は妻と家族にあてた107通の手紙からなります。
1961年当時の日本人が、初めて海外へ飛び出し外国文化に触れ、見たものや考えたこと、そして家族への思いが、生き生きとした筆致で描かれています。
1961年というと東西の冷戦で世界は二分され、この年ドイツではベルリンの壁の建設が始まり、アメリカではケネディが大統領に就任しました。日本はまだ新幹線や高速道路も開通していない時代でした。
この後、日本では高度経済成長が始まり、東京オリンピックに向けて走り出します。
この時代の青年の気概を、読者の皆様に読み取っていただけたらと思います。
著者は、「妻と考えが合わないと、子どもの心が豊かにならない」と考え、この手紙を一年間、毎日毎日書き続けました。
著者の家庭づくり、子育てについての見識の高さも読みどころです。
本書は時代の記録として貴重であるだけでなく、すぐれた手紙文学となっています。
そして「正史」に埋もれがちな「個人史」の中にこそ、歴史の真実がひそんでいるのではないでしょうか。
(担当編集者より)



●1961年とは?

1月、ジョン・F・ケネディがアメリカ合衆国大統領に就任。
4月、ソ連の有人宇宙船ボストーク1号が、ガガーリン飛行士を乗せて初めての地球一周に成功。
8月、東ドイツがベルリンの壁を建設......。
しかし、日本ではまだ、新幹線も高速道路も開通していなかった。

目次(コンテンツ)

読者の皆さんへ
はじめに
新版にあたり追記

第1章 旅のはじまり
・「初めての外国」

第2章 たった一人でパリ人になる

第3章 ヨーロッパ社会を広く見たい
・「スイス旅行」
・「スカンジナビア旅行」

第4章 フランス国鉄の反目
・「ウィーン旅行」

第5章 秋の南仏旅行――フランスは広く豊か

第6章 シテ・ユニベルシテール(学生都市)の住人に

第7章 フランス人はよく遊びよく働く
・「ミュンヘン旅行」

第8章 ヨーロッパのクリスマスと正月
・「スペイン旅行」

第9章 ホームシック

第10章 フランスの心豊かな田舎
・「ストラスブール・バーゼル旅行」

第11章 フランス国鉄との友好回復
・「シャモニー旅行」
・「イタリア旅行」

第12章 これからの人生をどう生きるか
・「オランダ・ルクセンブルク旅行」

第13章 今回の旅で学び得たもの
・「ドイツ旅行」
・「イギリス旅行」

第14章 ヨーロッパ旅行の仕上げ
・「ドイツ現場視察」
・「最後のヨーロッパ旅行」

あとがき

著者紹介

片瀬 貴文(かたせ たかふみ)

1930年大阪府豊能郡箕面村生まれ。
石川県立金沢第一中学校、第四高等学校、京都大学工学部土木工学教室卒業。
1953年、日本国有鉄道(国鉄)に入社。
全国の新幹線の計画・設計・建設に従事。
海外活動や国鉄改革にも携わる。
元国鉄大阪工事局長。
1981年、国鉄を退職後は、建設コンサルタント協会副会長、中央復権コンサルタンツ株式会社社長などを歴任。

ザイール共和国国民栄誉賞受賞
土木学会名誉会員/地盤工学会名誉会員/土木学会著作賞受賞/工学博士

主な著書
『国鉄マンのキンシャサ日記』(1980年)
『おやじの歩いた地球』(1996年)
『新幹線の計画と設計』(1968年)


「鉄道マンのキンシャサ日記」

(旧著名「国鉄マンのキンシャサ日記」1980年)/電子書籍キンドル

筆者がODAによるアフリカ最大の橋「マタディ橋」建設のため、ザイールに赴任した時の話です。反対派からの抵抗の中、現地の方とソフトテニスを通じて友情を育みながら、完成に至った時の記録を綴ったもので、日本人としての誇りと気概に溢れる鉄道マンの心意気がリアルに伝わる名作です。

 価格700


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