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教育・育児・生き方

戦争の思い出 日本占領下で生き抜いたフィリピン少女の物語

  • 著者ヘレン・N・メンドーサ
  • 定価1,800円(本体)+税
  • 初版2018年4月
  • ISBN978-4-904678-86-2
  • ページ194ページ
  • 版型四六判

内容紹介

1941年、戦争が始まった。
 
太平洋戦争の中、日本占領下のフィリピンで、地方都市に暮らす、一人の少女が経験した3年余り。
恐怖と憎しみの中でも、日本人兵士との人間らしい交流があった……。
当時の日記からよみがえる、戦争の実相。
 
 
 
戦争とは一体何なのでしょう。犠牲者と侵略した側の双方のもたらされた破壊、戦争が引き起こす日人間性をぜひ知っていただきたく思います。
 
2016年11月 ヘレンメンドーサ 「はじめに」より

目次(コンテンツ)

はじめに ヘレン・メンドーサ

本書によせて リカルド・トロタ・ホセ

凡例
略語表
フィリピン関連地図
メンドーサ家の関係図
イロイロで最初に住んだ家の見取図


第一章 フィリピンに戦争がやってきた 1941年
第二章 占領と混乱の時代に適応する 1942年
第三章 パナイ島を離れ、首都マニラへ 1943年
第四章 ビガアでの忘れられない出来事 1944年
第五章 戦争が終わり、新生活に踏み出す 1945年

略年譜
解説 日本占領下の「日常」と「非日常」永井 均
訳者あとがき




著者紹介

ヘレン・N・メンドーサ(Helen N.Mendoza)
 
1925年、サンボアンガ市生まれ。税関に務める父親の転勤で1941年4月にイロイロ市に転居し、イロイロ国立高校に編入。同年12月太平洋戦争が勃発してまもなく学校が閉鎖される。終戦後にマニラ市のファーインスタン大学の高校課程に編入、卒業し、そのまま大学課程に進学する。同大学を卒業後はアメリカに留学して英文学を学ぶ。1952年にスタンフォード大学から修士号、66年にミネソタ大学から博士号を取得した。1953年からフィリピン大学(UP)の英文学・比較文学科で教鞭をとり始め、後に学科長を務めた。大学を退職してからは、環境保護活動家として非政府組織(NGO)にも関与し、環境NGO全国ネットワーク組織「フィリピン気候変動ネットワーク」の議長も務めた。著書に、Childhood Memories Zamboanga (Quezon City :KEN INC.,2013)などがある。
 

澤田 公伸
 (さわだ まさのぶ
)  ()   
1962年、大阪生まれ。


1989年、大阪外国語大学(現大阪大学)外国語学部フィリピン語専行コースを卒業後、同大学大学院(南アジア・オセアニア地域研究専攻)に進学し、93年に修士号を取得。



この間、1991年から92年まで国費留学生としてフィリピン大学大学院の修士課程に1年間留学。



1996年よりマニラ首都圏マカティ市にある邦字紙「まにら新聞」で記者として働き始める。



2000年からは同新聞の嘱託記者となる一方、タガログ語講座やフリーランスで通訳・翻訳業務にも従事する。



著書に『ことたびフィリピノ語』(白水社、2007年)、



共著に『ゼロから話せるフィリピン語・会話中心』(白水社 2007年)、



共訳書に『物語 マニラの歴史 (ニック ホアキン著、明石書店、200)などがある。
 

永井 均
 (ながい ひとし)  (解説

 

1965年、米国カリフォルニア州生まれ。

立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(文学)。

現在、広島市立大学広島平和研究所教授。

2016年6月から17年3月までフィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学アテネオ・アジア研究センター(ACAS)で客員教授を務める。専攻は日本近代史。

主な著書に『フィリピンと対日戦犯裁判(岩波新書、2013年)

『フィリピンBC級戦犯裁判』(講談社、2013年、第5回アジア太平洋賞特別賞受賞)

共著に『近現代日本の戦争と平和』現代史料出版、2011年、

『日記に読む近代日本』第5巻(吉川弘文館、2012年)

『フィリピンを知るための64章』(明石書店、2016年)

共編著に『遠山郁三日誌』(山川出版社、2013年)などがある。

 

 
 

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