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「気持ち」の学校2 不適応社会――隠された早期教育

  • 著者澤井 茂和
  • 定価1,300円(本体)+税
  • 初版2015年3月20日
  • ISBN978-4-904678-42-8
  • ページ168ページ
  • 版型A5判

内容紹介

現職の公立小学校校長であり、教育現場を知りつくした著者ならではの教育エッセイ第2弾。

不登校、引きこもり、ニート問題の根底には、大人への階段を、一段、二段飛ばしを強要され上らされてきた子どもたちの「不適応」があります。それはいわば「隠された早期教育」とも言えるものです。
どのような時代においても、子どもたちがたくましく生きていける不易な教育とは何でしょうか。

現場で奮闘する教職員、保護者の方におすすめの本です。

目次(コンテンツ)

はじめに

第?章 能力低下
1 子どもの能力低下
大きなケガをする子ども
友だちが作れない子ども
我慢できない子ども
2 大人の能力低下
無縁社会
情報過多社会
家庭・地域力の低下
3 学校教育の疲弊
成果教育と人間教育の狭間 
教員の専門性喪失
コーヒーブレイク 先進国 
 

第?章 能力獲得 
1 幼児期における自発性・自律性のはぐくみ
安心感・信頼感の充足
自発性のはぐくみ
自律性のはぐくみ
2 児童期における基礎的な能力の育成
主体性のはぐくみ
筋道立てて考える力の育成
人と関わる力の育成 
決まりを守る力の育成
3 青年期以降における能力の獲得
想像力の獲得
調整力の獲得 
忍耐力の獲得
コーヒーブレイク 幸せな子ども


第?章 学校園・家庭・地域の新生
1 学校教育からの支援
学校経営の整備
学級経営
学習指導
生活指導
児童期における特別支援教育
2 地域・家庭教育
家庭の文化――親の養育
誇りにする地域 
コーヒーブレイク 大切なのは

おわりに



著者紹介

澤井 茂和(サワイ シゲカズ)

山口県生まれ。武家屋敷の下関長府の町で幼少時代をすごす。
山口県立山口高等学校に入学後、父の転勤で山口県立宇部高等学校に編入。
愛媛大学教育学部 中等教育課程数学科に入学。
・兵庫県尼崎市立日新中学校教諭。
・大阪府守口市立大久保中学校教諭。
・大阪市立東都島小学校教諭。
・大阪市立鶴見小学校教諭。
・大阪市立東都島小学校教頭。
・大阪市立大宮小学校校長。
・大阪市立港晴小学校校長。

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