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メディアイランド編集部ブログ

2016年01月28日 フィリピンB・C級戦犯と加納莞蕾(辰夫)(1)

千葉です。

1月26日からの天皇皇后両陛下のフィリピンご訪問に合わせて、ニュース番組や新聞でもフィリピンとの間の歴史についての特集が組まれていました。
(1月27日は、報道ステーションとNEWS23で放映。)

 

とりわけ、太平洋戦争終結後、日本人のBC級戦犯を特赦したエルビディオ・キリノ元フィリピン大統領の功績については、最近ようやく掘り起こされた事実から、さまざまな番組が近年放映されています。

 

キリノ大統領、その名前は、わたしは子供のころから知っていましたが、それは、祖父がBC級戦犯の釈放嘆願運動を実行していたからです。
戦争犯罪人という人たちをなぜ助命嘆願するのか。
祖父はどのような活動をしていたのか。

 

ただ命乞いをするだけの運動が多かったようで、特赦が行われた時、「悪いことをしているはずがないのだから許された」と思った日本人も多かったはず。
叔母が祖父の生涯について本を書き、わたしが出版したのは、去年の春でした。

 

『画家として 平和を希う人として』がその本です。
その本のことを、少しずつブログでも書いていこうかな、と思います。
どうぞよろしく。(千葉潮)